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土谷 邦彦; 伊藤 正泰; 北岸 茂; 遠藤 泰一; 斎藤 隆; 塙 善雄; Dorn, C. K.*
JAEA-Conf 2012-002, p.111 - 114, 2012/12
JMTRでは、中性子反射体としてベリリウムが使用されており、S-200Fグレードのベリリウムが使用されている。JMTRのベリリウム枠は、5年に1度交換されているため、長寿命化に対応できるベリリウム枠の材質の検討が行われている。長寿命化の検討において、ベリリウムの物理的及び機械的特性が材質選定に影響される。このため、材料の純度,焼結方法,引張強度などの特性の異なった3種類の金属Be(S-200F, S-65H及びI-220H)を準備し、JRR-3やJMTRでの照射試験の実施及び準備を行うとともに、特性試験技術の開発を行っている。本発表は、長寿命化を目指した中性子反射体材料の照射試験の状況や特性試験のための開発について報告する。
大西 貴士; 小山 真一
JAEA-Conf 2012-002, p.115 - 119, 2012/12
高速炉を用いたMAのリサイクル・有効利用のためには、MAの核変換特性を明らかにすることが重要となる。そこで、純度の高いAmやUサンプルを高速実験炉「常陽」で照射し、化学分析により実験的に核変換特性を評価した。その結果、Amサンプルについては、分析データに基づいて核変換率を求め、その中性子照射量(エネルギー)依存性を明らかにした。Uサンプルについては、Pu生成量が中性子照射量(エネルギー)に依存し、燃料装荷領域と反射体領域で異なることを明らかにした。
柴田 晃; 木村 伸明; 谷本 政隆; 中村 仁一; 斎藤 隆; 土谷 邦彦
JAEA-Conf 2012-002, p.56 - 60, 2012/12
JMTRの再稼働に向けて、技術的価値の高い照射データの取得及び原子炉の安全管理における信頼性の向上のために新規炉内計装を開発することが必要不可欠である。本発表では、腐食電位(ECP)センサー,新型水位計及びチェレンコフ光炉内観察システムの開発について発表する。